それでもなお、「見守り続ける」という選択肢しかない

片道車で30分の距離に住む利用者があります。介護サービス利用の必要性は明らかですが、本人はその必要性を感じていません。病識に乏しいため、ケアマネジャーとしては主治医と情報共有しながら訪問を継続する必要があります。給付管理をする介護サービスがないからと言って、ほっておくわけにはいかないのが現実です。

ケアマネジャーが担当する利用者には、こうしたケースが多くみられます。利用者本人が自分の状況に気づいていない、そして家族でさえも「本人が嫌がるものを無理に勧めなくても良い」という考えです。焦らず、じっくりと向き合うことが求められます。

居宅介護支援費は請求出来ないです。無報酬だけれどもそれでもなお、「見守り続ける」という選択肢しかないのです。

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