山田邦子さんの出演を見て。

回想法で心を開く:昭和・平成の思いがケアに役立つ時。

今日の「笑点」に山田邦子さんが出演しているのを見て、「あーこのネタ懐かしい!」と思わずあの頃を思い出しました。過去から現在に思考が巡る心地よさ、これはまさに回想法のような効果です。この感覚は、ケア現場でも役立つと感じます。

利用者宅を訪問すると、時には拒否的な態度を取られることがあります。そんな時、私はあえて思い出話に触れることが多いです。「昔は近所にどれくらい同級生がいましたか?」「どこの学校に通っていましたか?」「タバコは何歳から始めたのですか?」と、話題は取り止めがありません。でもこうした話がきっかけで、今の体調や心情をぽろっとつぶやかれることがるのです。

昭和や平成の思い出、地域の文化に少し詳しくなっておくこともこうした会話の橋渡しになります。大事なのは、利用者のつぶやきに耳を傾け、心の内側に触れることです。回想法を通じて、過去から現在までの思いを共有し、ケアの一助にしていきたいと感じています。

*脳が若い人ほど過去をよく振り返る。ノスタルジアの効果というのがあるようです。

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