
ケアマネジャーの評価基準とは?ー新年度の計画を考える
米の値段が高騰し、年金暮らしの高齢者を苦しめるとともに、物価高騰が事業所に与える影響も大きくなっています。
新年度に向けて、法人ごとに事業計画を立てていると思います。皆さんの職場では、ケアマネジャーの仕事の評価はどのように行われていますか?
私の職場では評価制度があり、会社の職務規定に沿った階級別の評価、職種ごとの評価があります。上司との面談を通じて個人目標をたて、それに対する自己評価を行い、最終的に昇格や昇給、賞与査定に反映される仕組みです。
しかし、ケアマネジャーの仕事は個人で動くことがほとんどであり、上司が同行して日々の業務を直接確認する機会は限られています。(新人のケアマネジャーには必要です)そのため、「仕事の出来映え」をどこで評価するのかが重要なポイントになります。
私が考える評価の基準の一つは、必要書類を遅れなく、正確に整備できているかどうかです。これは、単なる事務作業ではなく、利用者に適切な支援を提供し、介護報酬を正しく算定するために欠かせない業務です。
また、ケアプランの質については、最終的には利用者本人や家族が決めることです。私たちケアマネジャーは、専門職として適切な支援を提案しつつも、利用者の意向を尊重しながら関わることが求められます。
ケアマネジャーの仕事は「見えにくい評価軸」が多いですが、適切な書類管理ができていること=安定した業務遂行の証になると考える際、自分自身の業務の質を振り返る機会にしていきたいものです。
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