
高齢者の食事や健康に影響?ケアマネができる支援の一つ。
大雪や厳しい寒さの中、利用者の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。寒さが続くと、モニタリング訪問も一層大変になりますね。外出の機会が減り、散歩もできず、寒いからこたつや布団に入ったまま過ごす方が増えてきます。こうした状況が続くと、活動量が減少し、筋力低下や健康状態の悪化につながることが懸念されます。
また、「寒いから料理が面倒」「節約のため食事を簡単に済ませる」といった声もよく聞かれます。栄養が偏ることで体調を崩しやすくなり、感染症や低栄養のリスクも高まります。さらに、通所サービスを休みがちになる利用者もあり、社会との繋がりが薄れることが気力の低下にもつながりかねません。
特に気になるのは、暖房を控えて寒さを我慢しているケースです。中には、室内でも厚手の上着を着ないと過ごせないほど冷え込んでいるお宅もあります。光熱費の負担が増し、買い物も月に一度まとめて行うなど、生活に大きな影響を受けている利用者も少なくありません。
こうした状況の中、低所得者向けの給付金が支給される場合がありますが、利用者に情報が届かず、振り込まれたままになっていることもあります。ケアマネジャーとして、利用者に必要な支援策をしっかり伝え、生活の不安を少しでも軽減できるようフォローしていくことが大切です。
寒さが厳しい季節、高齢者の暮らしを少しでも安心できるものにするために、ケアマネジャーとしてできることを考え、適切な支援を提供していきましょう。
私たちも健康に気をつけましょう。
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