
ケアマネの皆さんはご利用者の年金受給額をご存知でしょうか。生活歴などを聴いているとどちらの年金を受給されているのか推測が出来るかもしれません。しかし、受給額によってどのように介護サービスの利用を勧めるのが良いのか検討が必要かもしれません。
2025年度には厚生年金と国民年金の見直しが予定されているようです。
- 厚生年金保険料が引き上げされる予定で、これにより高齢化に伴う年金支給額の維持や安定化を目指すそうです。
- 支給額の見直しにより国民年金の支給額についても検討されており、高齢者の生活保障をするために支給額の充実が考えられています。
- 介護給付との連携が重要視されており、介護保険制度や健康保険制度との調整を通じて高齢者の福祉環境の改善が図られます。
物価高騰により年金支給で生計を立てる高齢者にとって、現在非常に厳しい状況です。(一般の給与所得者でも同様ですが・・)介護サービスよりも日常生活の維持が重要であり、そのため介護サービスの利用を控える方もあるかもしれません。お金が不足している高齢者に対する支援は、ケアマネジャーにとっても難しい課題です。地域の物価高騰対策について情報共有し、利用者の支援に活かしましょう。
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