離れて過ごす時間が支えになる

介護家族というのは、心身ともに大きな負担があります。

介護サービスを利用すれば負担は軽くなりますが、それでも気持ちまで休まるのはなかなか難しいものです。

元気な家族を気にかけるのとは違い、介護では「できないことが増える」「持病が悪化する」「ある日突然思いがけないことが起こる」など、毎日が大変です。

私の父も、この夏に老人保健施設でお世話になりました。入所までの手続き、入ってからの面会や洗濯物、退所後の生活のこと…。考えることは次から次へとありました。

「何も考えずに過ごす」ことは難しいですが、離れて過ごす時間があったからこそ、自分の時間を持てたのは良かったと感じています。

支援する側だけでなく、介護家族としての体験(父、認知症の祖母、脳梗塞の義母、肺疾患の義父)があるからこそ共感できることがあり、その経験がケアマネジャーの仕事にも生きていると感じています。

どうか皆さんも、ほんの少しでも「自分の時間」を大切にしてください。休むことは決して悪いことではなく、明日からの介護を続ける力につながります。私も自分時間を作りたいと思います。

https://cmhasesanjimasu.earth/wp-admin/post.php?post=1411&action=edith

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