「動いた分だけ報われた〜い!”報酬ゼロ”のケアマネ業務」

日々奔走しているケアマネジャーです。「これだけ動いたのに、報酬が発生しないなんて…」そんな経験が皆さんにもありませんか?

例えば

  1. 契約してアセスメントまで終了したが、結局利用に至らなかった。→信頼関係を築くために時間をかけたのに利用にならないこともある。
  2. ケアプランを作成してサービス担当者会議まで行ったのに、利用開始されなかった。→プランを丁寧に練っても、”形だけ”で終わる場合も少なくありません。
  3. 退院前カンファレンスに出席したが、在宅復帰にはならなかった。→病院と連携し、支援体制を考えても「施設へ」「家族の事情で中止」になる。
  4. 住宅改修の対応のみで終了。書類作成や数回の訪問も報酬対象外。→生活環境を整える重要な支援にも関わらず、評価はありません。
  5. 入院情報を共有しても、その後のサービス利用に繋がらなかった。→医療連携をしてもその先の支援に至らないこともあります。
  6. 家屋訪問、退院前カンファ、サービス担当者会議を経て、施設入所や逝去に。→一連の支援を行なっても、開始に至らないケースは報酬対象外になる厳しい現実。
  7. 居宅療養管理指導の利用のみだが、訪問が必要と思われるケースは対応をしていても報酬対象にはならない。→訪問による連携や調整はしていても「評価なし」。

”動いても報われないケース”はケアマネジャーなら誰しもが経験しているはずです。これらが積もり積もって、業務の過重負担や精神的な疲弊を引き起こしているのではないでしょうか。

もちろん、評価が目的ではなく、必要な支援をするということが前提にあります。それを誰がどのように認めてくれるのかが大事だと思います。「目に見えない支援」が地域を支えることにもつながると思います。

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