
「ケアマネジャーって月に一度しか訪問しないのに、なんでそんなに忙しいの?」
そんな声を耳にすることがあります。確かに”月1回訪問”という印象だけを聞くと、ゆとりのある仕事のように感じる方もいるかもしれません。
でも実際はどうなのかーー。今日は自分自身の1日を振り返ってみたいと思います。
▪️今日の仕事(ある1日のスケジュール)
1、ロッカールームで身支度、マスク着用
2、パソコン立ち上げ、業務スタート
3、机の上を整えて、仕事モードに切り替え
4、朝のラジオ体操で体をほぐす
5、一息ついて、コーヒータイム
6、メール・書類・メッセージなどの確認
7、今日の予定の再チェック
8、訪問準備(書類、端末(スマホ)、連絡事項などの確認)
9、1件目の訪問へ出発(片道20分)→畑に出ていたご利用者を呼びに行き、利用票を交付・説明→体調や日常生活についてお話し(1時間)
10、帰所後、訪問内容の記録
11、昼食(休憩の時間は取れず、次の予定へ。普通は1時間取っています)
12、入院されたご利用者のご家族・主治医と面談、本人の様子も確認(約1時間)
13、2件目の訪問へ出発(片道30分)→利用票交付と説明→次回はサービス担当者会議のため、予防基本チェックリストを実施→再アセスメント、体調確認、次回訪問日程調整
14、帰所後、記録作成
15、家族や介護事業者との連絡調整(電話・メールなど)
16、再度記録業務(会議資料なども含む)
17、翌日の予定確認・準備
定時退社を心がけていますが、それでも1日があっという間に過ぎていきます。
▪️訪問は月1回の裏には記録、連絡調整、医療の連携、会議準備、評価や再アセスメントなど、目に見えないたくさんの仕事があります。住宅改修、福祉用具購入の対応もします。
誰かの生活を支えるということは、見えないところで多くの確認と判断、気配りが必要です。
▪️最後に 安心して在宅生活を送ってもらうために、ケアマネジャーの1日は多忙です。でもその中にやりがいや学びがあります。今日も一日、お疲れ様でした。明日も心を込めて、支援していきたいと思います。
ありがとうございました。
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