地域包括支援センターなどからご利用者の紹介を受けることがあります。その時点で、すでに利用する介護サービスや福祉用具、担当事業所まで決まっているケースも少なくありません。
本来、アセスメントを通して課題を整理し、どのような支援が最適かを検討するのがケアマネジャーの役割です。しかし現実には、**「決まっている支援の中でどう動くか」**という状況も多いのが実情です。
そんなとき、ふと考えます。ケアマネジメントプロセスとは何なのか?現場で感じる理想と現実のギャップについて、改めて考えてみました。
教科書通りのステップ
- 情報収集(アセスメント)
- ケアプラン原案作成
- サービス担当者会議
- 実施・モニタリング
この流れが、利用者の思いを中心に回るのが理想ーー。
制度上の流れではありますが、その中にあるのは「人と人との関わり」です。寄り添う姿勢を持ち「本人の希望」を共有できる目標設定とサービスの提供でありたいと思います。
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