
私の介護支援専門員証の有効期間満了日は令和11年3月某日。今の更新ペースを考えると、定年より前に資格が切れてしまう可能性があります。
更新をすれば定年後も仕事をする道が開かれる、それを望む自分がいるのか未来のことはわかりません。
この仕事は好きですしやりがいも感じています。でも、辞めどきというのも、どこかであるのかもしれないーー最近、そんなことを考えるようになりました。
前回、受けた更新研修の感想を一言で表現すると、「何だったんだろう?」というものでした。在宅と施設のケアマネジャーが一緒に事例検討をする場面がありましたが、最終的には、愚痴の言い合いのような雰囲気で終わってしまいました。
疾患別の事例検討でしたが、どの疾患も結局は同じような話題でまとまり、「疾患別」の意味が感じられませんでした。
これまで印象に残っている研修というのは、講師の話を聞いているだけで、あるご利用者やご家族の顔が浮かんできて、「あの方にはこの方法を試してみようかな」「こんな考え方もあったのか」と、目から鱗のような学びがあったものです。「受けて良かったな」と思いながら帰宅し、次の日には早速実践に移していました。
今回の更新研修にはそれがありませんでした。多くのケアマネジャーが廃止を望んでいるにも関わらず、なぜ、無くならないのだろう?そんな疑問が残ります。
もちろん、自分の知識が豊富で完璧に仕事ができているなどとは思いません。しかし、学びたい内容は人それぞれ違うはず。
「意義のある研修とは何か」せかく貴重な時間を割いて受講するのだから、明日からの実践につながる学びであってほしいーーそう心から思います。
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