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高齢化率54%の町で感じる「地域の力」ーー民生委員の存在が支える暮らし

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私の住む町は、高齢化率が54%を超えています。

集落が点在する一方で、周囲は空き家ばかり。そこに、数人の高齢者が静かに暮らしているーーそんな風景が珍しくありません。

このような環境の中でも、「地域の力」を強く感じる場面があります。ケアマネジャーとして日々の支援に携わる中で、とても助けられている存在。それが民生委員の皆さんです。

モニタリング訪問をしていると、近所の民生委員さんが自然に声をかけ、さりげなく様子を伺っておられる姿をよく目にします。デイサービスの曜日が分からなくなってしまった方には、朝に「今日はデイの日ですよ」と声をかけてくださることもあります。

また、「今日は姿が見えないな」と思った時にお話を聞くと、「今日は病院に行っている」「親戚の家に行っている」など、居場所が分かることも少なくありません。

遠方に住むご家族からは、「最近、様子がわからなくて心配で…」という声を聞くことがあります。そんな時、帰省された際や、少しでも気になることがあれば、ぜひ民生委員さんと情報共有をしていただきたいと思います。

あわせて、ご本人のご友人やご近所の知り合いを知っておき、日頃の様子を聞いてみることも大切です。専門職だけでは見えない、生活の中の小さな変化を、地域の方は自然に感じ取っておられます。

ケアマネジャーは、毎日すべてのご利用者の様子を見ることはできません。だからこそ、地域から得られる情報はとても貴重で、大切な支援の土台になります。

高齢化が進む町だからこそ、人と人のつながりが、暮らしを支える力になる。そんなことを、日々の現場で実感しています。

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