先日、100歳を超える方に20年ぶりにお会いしました。あまりの元気さに驚き、「お変わりありませんね」と声をかけると、「これから畑に行こうと思って」と笑顔で準備されていました。
帽子をかぶり、軽やかに外へ出る姿は、年齢をまったく感じさせません。その背中を見て、「長生きするなら、こうありたい」と心から思いました。
体を動かし、生活に張りがあり、何より”自分らしく生きている”こと。これこそが、元気で長生きする秘訣なのかもしれません。
そしてもう一つ感じたのは、食事の大切さです。これまで関わってきた長寿の方々を思い返すと偏食が少なく、意外にも「お肉が好き」という方が多いように感じます。バランスよくしっかり食べることが、体も心も元気でいる秘訣なのでしょう。
一方で、自分の体のことも考えました。この方の年齢まで、私はまだ半分。けれど、折り返しからの時間こそが本当の人生だと思います。
これから先、どう体を整え、どう生きていくのか。畑へ向かうその元気な背中に、“私もこうして歳を重ねたい”という憧れと目標をもらいました。